犬の赤ちゃんの育て方

1:保温

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犬の赤ちゃんは免疫力が低く病気になりやすいです。そのため特に保温に気をつけましょう。体温が低下するとその分免疫力も低下します。産まれたばかりの時は体温も低く自ら体温調節ができなく外の温度に応じて体温が上がったり下がったりします。体温が低いとミルクを飲む力が起きません。

赤ちゃんの体温目安
誕生時:34度前後
2週間まで:35から36度
3週間目から:36から37度

保温箱の温度は誕生からの期間に比例して下げていきます。電気アンカ、湯たんぽ、ストーブなどで温めますがその際酸素不足に注意しましょう。酸素不足により発育に影響が出ます。

保温箱温度目安
1週間:32から33度
2週間:30度
4週間目まで:26度

保温箱内に敷いているタオルは1日に1回は替えるようにします。

2:室内は薄暗くしましょう。
赤ちゃんは生まれてから約2週間で目が開きます。それまでは薄暗い所に保湿箱を置きます。特に直射日光はさけ空気の通りが良いのが理想です。

目が開き始めてから少しずつ明るさに慣らすようにしましょう。

3:母乳が大切

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母乳を飲むことにより赤ちゃんの免疫力が高まります。何らかの事情で母乳を与えることができない場合は飼い主がミルクを与えます。

母乳の出が悪い時は蒸したタオルをあてがった後指で乳を軽く揉むと出る場合があります。

4:ミルクの与え方

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子犬用粉ミルクをお湯に溶かし哺乳瓶に入れ与えます。ミルクの温度は人肌ぐらいが望ましいでしょう。

ミルクを与える間隔の目安

生後5日まで:3時間おき
生後10日まで:4時間おき
生後10日以降:5時間おき

赤ちゃんがうつ伏せになるようにし頭を少し上に向かせやや斜め上から哺乳瓶でミルクを与えます。

5:赤ちゃんの体、体調を観察しよう

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赤ちゃんの身体に異常があった場合すぐに 断尾、狼指の切除などの 整形手術  をしましょう。誕生後すぐの時期には赤ちゃんの神経がまだ発達していないためです。成長してしまうと人間に対する恐怖心が芽生えかねません。
また尻尾の曲がり、背骨の異常、頭の形の異常などが見られる場合は獣医さんの指示を仰ぎましょう。

よく乳を飲む赤ちゃんは大丈夫ですが体が元々小さくなかなか体重が増えない赤ちゃんには特に注意しましょう。持ち上げた時に重さをあまり感じないときは要注意です。元気いっぱいの兄弟達からはじき出されている可能性もあるので飼い主がしっかりケアしてあげましょう。

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毛並みがベタベタしている場合は内臓系に異常がある場合があります。獣医で調べてもらいましょう。

また下痢が長引く場合栄養失調を起こします。この場合も獣医へ行きましょう。

6:排尿と排便の世話

赤ちゃんは排尿、排泄を自らはできません。母犬が赤ちゃんの肛門部、外陰部をなめて刺激することで排尿や排泄が行われます。何らかの事情があって母犬と赤ちゃんが別にされている場合は飼い主が行います。脱脂綿をお湯で濡らししぼったものやティッシュで赤ちゃんの肛門部や外陰部を軽く叩いて刺激します。

7:赤ちゃんの抱き方
抱き方にも注意が必要です。変な抱き方をすると嫌がり人間嫌いになる可能性もあります。
赤ちゃんのお尻と後ろの両足を手のひらに載せます。そしてもう片方の手を赤ちゃんの前足の脇に入れて支えます。最初は赤ちゃんが慣れないかもしれませんが最終的に居心地がよくなります。

8:離乳食を与える時期

生後3週間後から離乳食を与えましょう。離乳食はお湯やミルクにドッグフードを溶かして与えましょう。

9:子犬用ドッグフードを与える時期

生後1ヶ月以降を目安に離乳食から子犬用ドッグフードに切り替えましょう。この時期から徐々に赤ちゃんは自立し始めます。

10:兄弟から離す時期

母犬が仔犬に乳を与えなくなる生後50日あたりがいいでしょう。50日は離乳食から離れる時期でもあり幼犬になるころです。このころには仔犬たちの性格もできてきます。兄弟をいじめたり、また兄弟からいじめられたりするとおどおどした犬になったりわがままな犬に成長してしまうので兄弟から離しましょう。

11:散歩やしつけを始める時期

生後3ヶ月を過ぎたあたりから散歩ができます。しつけもスタートすることができます。

12:回虫対策

仔犬のお腹には必ずと言っていいほど回虫がいます。回虫がいると下痢や粘液便や口臭などの症状がでます。
生後2週間目ごろに駆虫剤を飲ませ以後毎月1回半年間飲ませます。

回虫にも種類があるため獣医にて検便してもらうのがいいでしょう。また回虫予防にはなんといっても場所を清潔に保つこと。排便は素早く処理しましょう。